2016年7月12日火曜日

コバレフがチレンバに判定勝ち、ウォード戦に前進

 L・ヘビー級3団体統一王者のセルゲイ・コバレフ(ロシア)が現地時間11日、ロシアのエカテリンブルクで防衛戦を行い、挑戦者アイザック・チレンバ(マラウイ)に大差判定勝ちを収めた。スコアは117-110、116-111、118-109。

 圧倒的有利が伝えられるコバレフがジャブを突きながら圧力をかけ、チレンバが足を使いながらコバレフの強打を防ぎ、チャンピオンにフラストレーションを与えるボクシング。チレンバの鋭いジャブがヒットするシーンもあり、前半戦は挑戦者が健闘している印象を与えた。

 なかなかチレンバをとらえきれないコバレフは7回、右ストレートでダウンを奪い、8回にも攻勢を見せた。9回以降もコバレフが試合を優勢に進めたが、チレンバが最後まで勝利への執念を見せ、判定決着となった。WBO8度目、WBAスーパーとIBFは4度目の防衛に成功したコバレフは30勝26KO1分。チレンバは24勝10KO4敗2分。

 この勝利で注目のアンドレ・ウォード(米)戦に大きく前進したコバレフは「専門家はイージーな試合だと予想したが、チレンバは本物の挑戦者で、彼と戦うのは簡単なことではなかった」と挑戦者を称賛。その上で「チレンバとウォードは似ていないと思っていたが、実際に戦ってみると似ているところがあると気が付いた」とコメントした。

 ウォードが8月6日のアレクサンデル・ブランド(コロンビア)戦に勝つという前提で、両者の対戦に向けては、11月19日に米ラスベガスのT-モバイル・アリーナが押さえられてる。