2016年7月18日月曜日

元王者イスラエル・バスケスが右目失明

 現役時代に数々の激闘で名を馳せた元WBC世界S・バンタム級王者イスラエル・バスケス(メキシコ=写真)が視力を失った右目を義眼に変える決断を下した。近々、出術が行われる予定。ESPNデポルテスが伝えた。

 バスケス(38)は同胞ラファエル・マルケスとの4試合が有名。特に第1戦から第3戦までは1年の間に行われ、いずれも激闘となり、バスケスが2勝1敗。内容が激し過ぎたため、一時WBCが両者に即対戦を控えるよう勧告を出したほど。ダメージ同様、目をカットしやすいバスケスはハンディが大きく、10年に実現した第4戦はいいところなく序盤でストップ負けした。

 その試合を最後にグローブを吊るしたバスケスは現役時代からマブタの手術を6度も受けた。しかし本人によると担当医師の手落ちや自身のケア不足で右目の視力が悪化。「これまで左目だけで普段の生活に問題ない」(バスケス)と判断し、今後は義眼で対処することになった。WBCマウリシオ・スライマン会長のサポートもあったという。

 現在バスケスは毎週土曜日夜スペイン語チャンネルのウニマスが放送する「ソロ・ボクセオ」で試合の解説を担当。一方で数年前から居住するロサンゼルスで開業した自身のジムでプロを含めた約50人にボクシングを指導している。