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2016年7月31日日曜日

フランプトンがサンタクルス下す、WBAフェザー級

 WBA世界フェザー級タイトルマッチが30日(日本時間31日)米ニューヨークのバークレイズ・センターで行われ、前IBF・WBA世界S・バンタム級統一王者の挑戦者カール・フランプトン(英)が“スーパー”王者レオ・サンタクルス(メキシコ=米)に2-0判定勝ち。新チャンピオンに輝いた。スコアは116-112、117-111、114-114。

 フランプトンは様子見の初回をへて、2回に入ると前へ。接近戦で左フックを決めると、サンタクルスの腰が砕けた。フランプトンは出るところは出て、下がるところは下がりメリハリの利いたボクシング。長身のサンタクルスは思うように攻め込むことができず、4回に圧力を強めて反撃に出たものの、5回は足を使いながらカウンターを狙うフランプトンがコントロールした。

 中盤はサンタクルスが手数を増やし、6回には近距離で打ち合うが、フランプトンも引かずに打ち合い、接戦は続いた。終盤はパンチの交換が増え、サンタクルスの右がヒットし始め、フランプトンも左を打ち込んで譲らないという展開。最終回打ち合った両雄は、終了のゴングと同時にそろって両手を突き上げた。

 フランプトンはIBFから和氣慎吾(古口)との指名戦を指令されながらタイトルを返上。より大きな試合を求めてサンタクルス戦に打って出た勝負は吉と出た。不利の予想を覆し、戦績は23勝14KO無敗。2月スコット・クイッグ(英)とのS・バンタム級統一戦に続く金星獲得となった。これまでに世界3階級制覇を達成したサンタクルスはキャリア初黒星。戦績は32勝18KO1敗1分。Photo/SUMIO YAMADA

 同じリングには、プロモーターとのトラブルでリングから遠ざかっていた元世界2階級制覇王者マイキー・ガルシア(メキシコ)が登場。S・ライト級10回戦で、元WBC世界フェザー級王者エリオ・ロハス(ドミニカ共和国)に5回2分2秒TKO勝ちを収めた。

 ガルシアは2014年1月のWBO世界S・フェザー級タイトルマッチ、フアン・カルロス・ブルゴス(メキシコ)戦以来のリング。スタートはよく動いて的を絞らせないロハスのディフェンス技術に手を焼くかに見えたが、3回に右を打ち下ろしてロハスにダメージを与えると、左をフォローしたところでロハスがダウン。このラウンド、さらにもう一度ダウンを加えた。

 完全に優位に立ったガルシアは5回に右ストレートを決めて3度目のダウンを奪う。最後は右アッパーから左をフォローしてロハスをキャンバスに沈め、ロハスは立ち上がったもののストップとなった。

 健在ぶりをアピールしたガルシアは35勝19KO無敗。3階級制覇に向けて臨戦態勢に入る。ロハスは24勝14KO3敗。