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小原佳太がモスクワへ出発、日本時間10日世界挑戦

2016年9月2日 11時07分

 IBF世界S・ライト級王者エドゥアルド・トロヤノフスキ-(ロシア)に挑戦する同級3位の小原佳太(三迫)が2日朝、成田空港からモスクワへと飛び立った。小原は9日夜(日本時間10日早朝)に同地でトロヤノフスキ-と対決する。

 報道陣の取材に応じた小原は「6-4ぐらいで勝てると思っていますが、アウェーなので五分五分」と自身の勝算を語った。トロヤノフスキ-については「KO集を見て、あらためて強いと思った。アッパーに警戒したい」。減量は残り約6.5キロとのことだが、コンディションは良好そう。東洋大学の先輩にあたる村田諒太(帝拳)に「先に(世界を)獲っていいよ」と激励され、やる気が高まったという。

 帯同の三迫貴志会長も小原の仕上がりに太鼓判を押す。「いつも通り、冷静に、順調にきた」と語り、あとは現地で小原のバックアップに努める。炊飯器を持参するなど、食事面も含め小原からストレスを取り除くつもりだ。「王者は強く、地元でもあるし負けられないと戦うでしょう。でも小原は挑戦者らしく、リスクを恐れず思い切り向かっていってほしい。KO奪取を信じている」と三迫会長。

 小原が獲れば、S・ライト級では平仲明信以来およそ四半世紀ぶりの世界王者誕生。三迫ジムにとっても友利正以来34年ぶり、4人目のチャンピオンとなる。快挙達成を誓って小原はトロヤノフスキ-の待つ決戦の地へ向かった。

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