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激闘王者ボビー・チャコン死す、05年に殿堂入り

2016年9月8日 11時49分

 アメリカ西海岸のリングで数々の激闘を繰り広げた元世界フェザー級&J・ライト級(S・フェザー級)王者ボビー・チャコンが現地時間7日朝、死去した。64歳。死因や場所などはまだ発表されていない。

 ロサンゼルス近郊パコイマ出身のチャコン氏は1972年にプロに転向。オリンピック・オーデトリアム、ザ・フォーラム、LAスポーツ・アリーナといったロサンゼルスを代表する会場で活躍。宿敵ルーベン・オリバレスに初黒星を喫したが、74年アルフレド・マルカノ(ベネズエラ)にKO勝ちでWBCフェザー級王座獲得。V2戦でまたオリバレスに倒され無冠に。その後アレクシス・アルゲリョ、バズーカ・リモン、コーネリアス・ボザ・エドワーズ、ダニー・ロペスらと戦い、エキサイティングな試合でファンを魅了した。

 82年リモンとの死闘を制してWBC・J・ライト級王座獲得。この試合と翌年のエドワーズ戦はリング誌の年間最高試合に選出された。ライト級王座にも挑んだがレイ・マンシーニにストップ負け。“スクールボーイ”のニックネームを持つ童顔のイケメンで女性にも人気があった。生涯戦績は59勝47KO7敗1分。2005年に国際名誉のボクシング殿堂入り。

 近年はロサンゼルス郊外の定期ファイトに毎回招待され、夫人と仲むつまじく観戦。リングで紹介されると自らのパンチで大げさにダウンするパフォーマンスでファンの笑いを誘っていた。同じロサンゼルスが地元のオスカー・デラホーヤ氏(GBP)が追悼のメッセージを発信している。

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