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山中慎介がパナマ人記者とバトル!? 世界戦予備検診

2016年9月13日 16時37分

 16日エディオンアリーナ大阪で開催されるダブル世界タイトルマッチの予備検診が13日都内で行われ、WBC世界バンタム級王者の山中慎介(帝拳)、指名挑戦者のアンセルモ・モレノ(パナマ)、長谷川穂積(真正)の挑戦を受けるWBC世界S・バンタム級王者ウーゴ・ルイス(メキシコ)が出席した。

山中もモレノもコンディション最高を宣言した

 パナマのテレビ局から日本まで取材にきたエクトール・ヴィジャレアル氏がチャンピオンに鋭い質問を浴びせた。「パナマ国民の多くは、前回の試合をモレノが勝ったと思っている。それくらい接戦だった。今回はどうやって明確な勝利を収めるのか」。

 これに対し山中は「前回よりもあと数発パンチを当てるだけ」と答えた上で「今回もいい結果報告はパナマに届かないと思うので、覚悟しておいてほしい」と強気に言い返してみせた。

 山中の自信とは裏腹に、日本とパナマ勢の対決を見てみると、5月にジェスレス・コラレスが内山高志(ワタナベ)を下すアップセットを演じ、ルイス・コンセプシオンが河野公平からタイトルを奪って2階級制覇を達成。パナマがなかなか勢いづいているのだ。

 ビジャレアル氏は「コラレスは内山が相手ということでまず無理だと思っていた。コンセプシオンは不安定な選手で試合の内容にバラつきがある」とこの2人があまり好評価ではないことを証言。その上で「モレノが優れたボクサーであり、3人の中でも最も世界王者に近い。モレノが本来の力を発揮すれば、必ず山中に勝てるだろう」とパナマ人の勝利を予告した。

 モレノ本人は「今回はキャリアの中で最大の練習量だたっと思う。ラウンドごとに明確にポイントを取っていきたい。KO決着になれば言うことはない」と語り、検診会場をあとにした。

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