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日本ミドル級タイトル戦中止、王者の西田光が棄権

2016年9月13日 17時30分

 あす14日後楽園ホール「ホープフルファイトvol.23」のメインイベントで予定されていた日本ミドル級タイトルマッチが、チャンピオン西田光(川崎新田=写真)の棄権により試合が中止になった。挑戦者だった元日本・OPBF同級王者の淵上誠(八王子中屋)はあすメイン前にスパーリングを行う予定。

 川崎新田ジムによると、西田は11日にジムの階段から転落。頭部を打って意識を失い、骨盤とスネも痛めた。意識はすぐに回復し、病院に搬送されて検査を受けたが異常は見つからなかった。しかし、翌日になってもめまいや吐き気が続いたため、同日夜に試合中止を決定したという。診断は脳震とうになっている。

 西田がどれくらいの期間で復帰できるかは今のところ不明。3月に日本王座を獲得した西田は既に選択防衛戦の期限がすぎているため、今回の試合中止により、暫定王座が設けられる可能性がある。

 当日はセミだったWBOアジアパシフィックS・フェザー級王座決定12回戦をメインイベントにして行われる。計量は渡邉卓也(青木)、アミン・ソーワンムー(タイ)ともにリミットの58.9キロだった。セミでは日本フライ級2位の黒田雅之(川崎新田)と日本同級14位の大平真史(マナベ)が51.5キロ契約8回戦を行う。

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