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エストラーダWBOも返上、S・フライ級ヒートアップ

2016年9月16日 16時05分

  フライ級統一チャンピオンだったフアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)が前日に続き15日、WBO王座も返上した。エストラーダのプロモーター、フェルナンド・ベルトラン(サンフェル・プロモーションズ)がWBOとメディアに通達した。

左からエストラーダ、ロマゴン、井上、クアドラス

 ベルトランによるとエストラーダ(26)は10月8日、13ヵ月ぶりの復帰戦を予定。場所はメキシコ国内が有力。続いて12月にもリングに上がる見込みだという。ベルトラン氏はローマン“チョコラティート”ゴンサレス(ニカラグア)に敗れWBC世界S・フライ級王座を明け渡したカルロス・クアドラス(メキシコ)との挑戦者決定戦を希望。交渉が難航すれば、日本で河野公平(ワタナベ)から王座を奪ったWBA同級王者ルイス“ニカ”コンセプシオン(パナマ)を標的にするという。

 なお母国ニカラグアに帰国したゴンサレスは正式にWBC世界フライ級タイトルを返上。S・フライ級一本でキャリアを進めることを公言した。「イノウエは強い。ライトフライ級から上がり、いまだに実力が向上中。とても手ごわい。“ガジョ”(エストレーダ)は私と素晴らしい試合をした。リマッチは興味津々。軽量級が大きな関心を集めている」(ゴンサレス)

 井上尚弥(大橋)がWBO王者に君臨するS・フライ級にロマゴン、そしてエストラードも進出することが決定。ロマゴン戦で敗れながら力を見せつけたクアドラスも健在で、S・フライ級戦線がますます熱くなりそうだ。

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