2016年9月24日土曜日

荒川仁人が日本ライト級V1、塚田祐介は奮闘及ばず

 日本ライト級タイトルマッチが24日、後楽園ホールの「DANGAN166」で行われ、チャンピオンの荒川仁人(ワタナベ)が挑戦者4位の塚田祐介(吉祥寺鉄拳8)に6回2分14秒TKO勝ち。荒川は4月に徳永幸大(ウォズ=引退)から奪った王座の初防衛に成功した。

 キャリアで大きく上回る34歳の荒川にタイトル初挑戦、サウスポー初対戦の塚田が挑んだ。身長182センチの塚田はよく動きながらサウスポーの荒川に右を打ちおろし、荒川が左を上下に散らしながらというスタート。塚田の動きは悪くないように見えたが、荒川は終始落ち着いていた。

 荒川はポジションをうまく取り、2回早々に左フックを決めて塚田をグラつかせると、ラウンド終盤に再び左を決め、今度は塚田がキャンバスに崩れ落ちた。塚田は3回に闘志を見せて前に出たが、荒川に打ち終わりに左を合わされて2度目のダウンを喫した。

 あとのない塚田は4回、足を止めて打ち合いに出て、荒川に右を打ち込む。荒川は2回に偶然のバッティングで切った右目上部から再び出血した。塚田は5回もストレートとアッパーでチャージしたが、荒川が右フック、左ストレートをコツコツを当て、ラウンド終了時にコーナーに戻る塚田はフラフラだ。

 迎えた6回、塚田はダメージを負いながらもガッツで打ちに出たが、荒川が左を叩き込むとたたらを踏んでキャンバスへ。青コーナーからタオルが投入された。荒川は28勝17KO6敗。最後まで荒川に楽をさせなかった塚田は8勝3KO6敗。

◇ライト級8回戦
土屋修平(角海老宝石)[3-0(79-74、80-73、80-72)]レックス・オリサ(比)
 日本ライト級1位の土屋は背の低いオリサに対し、ジャブとボディブローでダメージを与えていったが、打ち返す気持ちの強さを見せるオリサに粘られた。土屋は何度か作ったKOチャンスを逃し、8回は右を食らうシーンもあった。日本王者の荒川を意識しサウスポー対策をしてきた土屋だったが、オリサがスタートからほどなくしてオーソドックスに変わってしまったのは誤算。土屋は21勝17KO4敗。オリサは11勝8KO30敗1分。

◇ライト級8回戦
野口将志[TKO2回2分5秒]エーカジット・シットサイトーン(タイ)
 体格で大きく上回る日本ライト級2位の野口はジャブとアッパーでエーカジットを攻め、2回に右アッパーを決めて最初のダウンをゲット。これはそれほどダメージがないようにも見えたが、野口はさらに右を決めて2度目をダウンを奪うと、立ち上がったタイ人に右カウンターを打ち込んで試合を終わらせた。

◇バンタム級8回戦
岡本ナオヤ(東拳)[負傷引き分け3回1分20秒]中野敬太(KG大和)