2016年10月11日火曜日

日本ベトナム交流戦が開催、11.20ホーチミン

 日本とベトナムのスポーツ交流を目的にしたボクシング興行が11月20日、ベトナムの首都ホーチミンのホーチミン市青年文化会館で行われる。川崎新田ジムの新田渉世会長が事務局長を務める日越ボクシング交流戦実行委員会が11日、川崎市内の川崎商工会議所で記者会見を開いて発表した。

 川崎新田ジムは国際交流、ベトナムでのボクシングの人気向上、選手発掘などを目指し、後援者を通じて2015年1月、ホーチミン市内にサムライボクシングジムを開設した。同ジムの2011年全日本バンタム級新人王、尾島祥吾さんが会長を務めている。3月にとどろきアリーナで開催した興行では、アマのベトナム王者を招いてエキシビションマッチを披露した。

 こうした流れを受けて今回初めてベトナムでの交流戦が開催されることとなった。試合は6回戦2試合、4回戦3試合、アマチュア3試合の計8試合。日本から川崎新田と青木ジムの選手が参加し、ベトナム勢と拳を合わせる。メインイベントは、OPBF女子フェザー級王者の三好喜美佳(川崎新田)がエキシビションマッチを行う。三好は「グローブが軽く、ヘッドギアがないということでスピードのある試合を披露できると思う。ベトナムのみなさんにプロのボクシングを楽しんでほしい」と意気込みを語った。

 新田会長によると、ベトナムはベトナム戦争後にボクシングが禁止されていた時期が10年近くあり、ボクシングのレベルは高いとは言えず、マイナースポーツという位置づけだという。同会長は「いまはボクシング未開の地だとしても、ベトナムには無限の可能性があると思う。来年以降も交流戦を開催し、将来的にはベトナムの選手が日本でプロとして活躍できるような環境を整えたい」と将来像を描いた。

 ベトナムにはプロのコミッションがなく、今回の興行はWBCアジアの認定を受けて行われる。試合の模様はテレビ神奈川、ベトナムView TVで後日録画放送される予定。試合当日は川崎に拠点を置く企業のPRブースなどを出店するプランもある。また、運営資金の一部をクラウドファンディングにより集める。受け付け開始は14日正午スタート。手続きは川崎新田ジムのホームページから。http://www.nittagym.com/