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WBCが薬物撲滅強化、25選手にランキング除外通告

2016年10月14日 8時56分

  WBCは11日(日本時間12日)、VADA(ボランティア反ドーピング機関)と共同で促進する「クリーン・ボクシング・プログラム」に登録しなかったランキング15位以上の選手を強制的に次回発表ランキングから除外すると通告した。対象選手は全部で25人。このプログラムは違反薬物に関する手順書、手引きとWBCは説明する。

 25人のうち元チャンピオンはデビッド・ヘイ(英)、ジャン・パスカル(カナダ)、アミール・カーン(英)、ラモント・ピーターソン(米)、ランセス・バルテレミー(キューバ)、ユリオルキス・ガンボア(キューバ)、ブライアン・ビロリア(米)、ハビエル・メンドサ(メキシコ)の8人。また王者候補でランク上位のフェリックス・ベルデホ(プエルトリコ)も入っている。このうちカーンとベルデホがメディアを通じて不満を訴え、撤回を要求している。

 WBCのマウリシオ・スライマン会長は「ランキング15位以内にいる各選手はマネジャーないし代理人、あるいは直接コンタクトして登録を完了すべきだ。WBCは今回、歴史的なプロセスを踏んだことで満足している。唯一の使命はボクシングの清浄化。我々の選手の健康、福祉にWBCは全力で取り組んでいる」とメディアに訴えた。

 上記9人以外の選手ではガブリエル・ロサド(米)、ホセ・ウスカテギ(ベネズエラ)、バネス・マルティロスヤン(米)、セサール・フアレス(メキシコ)、カルロス・ブイトラゴ(ニカラグア)らの名前が挙がっている。

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