April
25
Thursday

ボクシングニュース | ボクシングビート編集部制作

share

26°C Clouds
Tokyo

Boxing News(ボクシングニュース)

Home > Match Information > 14連続KOの別府優樹、日本タイ記録かけベラミーと

14連続KOの別府優樹、日本タイ記録かけベラミーと

2016年10月15日 17時24分

 “九州のタイソン”の記録チャレンジは難敵と――デビュー以来14連続KO記録をマークしている日本ウェルター級8位・別府優樹(久留米櫛間)の次戦(8R)は1月13日後楽園ホールで予定されているが、その相手が元日本&東洋太平洋S・ウェルター級王者のチャールズ・ベラミー(八王子中屋)に決まった。15日プロモーターのヤマグチ土浦ジムが明らかにした。

年明けに対戦が決まった別府(右)とベラミー

 別府(25歳)は今月2日、地元福岡県久留米市の試合でタイ選手を初回KOに沈め、14連続KO勝ちを樹立したばかり(デビュー以来の連続KOとしては日本タイ記録)、次の試合で浜田剛史、渡部あきのりの持つ15連続KO勝ちの日本タイ記録が懸かっている。14年の全日本新人王獲得戦で8連続KO勝ちし「最優秀新人王」にも選ばれているが、その後連続kO記録を更新しながらも、対戦相手がタイやインドネシアなど外国選手ばかりだったことから、「もっと骨のある相手と対戦せよ」という批判も出ていた。

 これに対し、別府の所属する櫛間昭・久留米櫛間ジム会長は「日本ランカーが誰も対戦を受けてくれない」「やってくれるなら、すぐにも日本タイトルに挑戦したい」と反論。現王者の有川稔男(川島)に対しても挑戦状も出している。ただ有川は11月14日に1位の大川泰弘(ワタナベ)との防衛戦を控え、これに勝てばその次はチャンピオンカーニバルで最上位挑戦者との対戦を義務付けられており、ランキング下位の別府に挑戦の機会は回ってきそうもない。

   今回対戦者に決まったベラミー(35歳)は「チャーリー太田」のリング名で何度もタイトル戦を経験したベテラン。これまで30戦26勝17KO3敗1分の戦績を残しているが、KO・TKO負けは一度もない。別府陣営はこれに勝って日本タイトル挑戦を狙うつもりだが、15連続KOはハードルが高くなった?

Related article
関連記事