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田口良一は16戦全勝13KOのカニサレスを自ら指名

2016年10月21日 18時40分

 12月31日に東京・大田区総合体育館で行われる内山&田口のダブル世界戦。WBA世界L・フライ級チャンピオン田口良一(ワタナベ)が迎えるのは、16戦全勝(13KO)のベネズエラ人カルロス・カニサレスに決まった。
 
 
 田口はさる8月のV4戦で1位宮崎亮(井岡)に快勝し評価を急上昇させてからの試合。「前回は1位だったし、私はこの相手はやめたほうがいいと思った」と渡辺均会長がこぼす強敵をチャンピオン自らが指名したそうだ。理由には「やるからには強い相手がいい。そして評価されたい」というボクサーとしての強い思いがあった。「勝って当たり前の試合をファンは見たくないと思うんです。僕もそうです」と田口は言う。
 
 カニサレスは1993年3月生まれの23歳。14年7月に初回TKO勝ちでプロ・デビューをし、ここまでベネズエラ、WBAフェデラテン王座を獲得している右のボクサーファイター。昨年10月にコロンビア人ロベルト・バレラ(現WBA1位)との無敗対決を11回2-1判定勝ちで制したのが出世試合。10月にビセンテ・ミラバル(ベネズエラ)に3回TKO勝ちしたのが最新試合となる。
 
 中南米やアジアの5、6人の対戦相手候補から田口は「映像を見て一番強そう。全勝でKO率も高い」とカニサレスを選んだという。節目となる5度目の防衛回数にも興味を示さず、「前回はそこまで打ち合いにならなかったので、今回は打ち合いに持ち込んで勝ちたい」とカニサレスを見据えた。宮崎戦でかなりの自信をつけたのだろう、「さらに強くなった自分を見せたいです」と語っていた。
 

 

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