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2016年11月6日日曜日

パッキャオが世界王座返り咲き、バルガスに3-0判定

 元世界6階級制覇王者で引退宣言を撤回したマニー・パッキャオ(フィリピン)が5日(日本時間6日)、米ラスベガスのトーマス&マックセンターで7ヵ月ぶりのリングに上がり、WBO世界ウェルター級王者ジェシー・バルガス(米)に3-0判定勝ち。昨年5月、フロイド・メイウェザー(米)に敗れて失ったベルトを取り戻した。スコアは118-109×2、114-113。

 身長とリーチで10センチ上回るバルガスは距離を取り、右ストレートをボディに打ち込み、パッキャオが上体をゆらしながらインサイドに侵入しようという立ち上がり。2回、バルガスのジャブの打ち終わりにパッキャオが左を合わせると、チャンピオンがキャンバスに尻もち。立ち上がったバルガスにそれほどダメージはなかった。

 5月に上院議員となったパッキャオのコンディションが心配されたが、足と体をよく動かしてバルガスに圧力をかけていった。バルガスはカウンターの右を決めるシーンがあるものの全体として手数が少なく、攻勢をアピールしているのはパッキャオだ。そのパッキャオもバルガスをとらえるまでにはいたらず、ともに抜け出せないラウンドが続く。

 パッキャオは終盤、攻撃姿勢を強めたバルガスを迎え撃ち、試合を優位に進めた。最後に疲れを見せたのは27歳のバルガス。37歳の元王者は最後まで失速せず、かつ無理して倒しにいくこともなく試合を終えた。

 パッキャオ(59勝38KO6敗2分)は試合後「慎重に戦った。次の相手はボブと相談したい」とコメント。リングサイドで試合を見守ったWBO&WBC世界S・ライト級統一王者テレンス・クロフォードや引退したフロイド・メイウェザーとの再戦を問うインタビュアーには「人々の望む試合をしたい」と答えた。敗れたバルガスは「接戦だったと思う。マニーはすごいスピードだった」と語った。初防衛に失敗し戦績は27勝10KO2敗。

 大沢宏晋(ロマンサジャパン)の世界初挑戦を含めた試合の模様は7日(月)21時からWOWOWライブでリピート放送される。Photo/SUMIO YAMADA