2016年11月13日日曜日

オルティス3度倒して判定勝ち、ソーサ初防衛成功

 同じくモナコで12日行われたヘビー級12回戦は、前WBA暫定王者ルイス“キングコング”オルティス(キューバ=写真)がマリク・スコット(米)に3-0判定勝ち。戦績を26勝21KO無敗に伸ばした。

 試合は前進して仕掛けるオルティスに対し、前回ベテランのトニー・トンプソン(米)を下して再浮上したスコットが打ち合いを避ける作戦。主審から「ファイト!」を促される場面も。4回に倒したオルティスは5回にダウンを追加。続行に応じたスコットは中盤、強打を命中させるが、キューバ人は動じない。9回、ボディー打ちで3度目のダウンをゲットしたオルティスは仕留めにかかるが、終盤スコットも打ち返して終了ゴングを聞いた。

 スコアは120-105、120-106、119-106でオルティスの文句ない勝利。空位のWBAインターコンチネンタル・ヘビー級王座を獲得した。WBC王者デオンタイ・ワイルダーと対戦しているスコットは38勝13KO3敗。

 もう一つの世界タイトル戦、WBA世界S・フェザー級“レギュラー”王座タイトルマッチは、王者ジェイソン・ソーサ(米)が挑戦者スティーブン・スミス(英)に3-0判定勝ち。6月に北京でハビエル・フォルトゥナ(ドミニカ共和国)をストップして獲得したベルトのV1を果たした。

 初回からビッグパンチを繰り出すソーサが2回、スミスを倒す。ソーサは3回、スミスの右目をカットさせる。4、5回スミスが奮起。打撃戦に引き込みファンを沸かせる。中盤も激しいペース争いとなり、両者は顔面、ボディーへパンチを乱打。打ち勝ったのはパワーで勝るソーサ。11回、ボディーアタックなとで優位に立った王者が勝利にダメを押した。公式スコアは116-111、117-110、116-112でソーサが支持された。

 同級“スーパー”王者ジェスレル・コラレス(パナマ)と前チャンピオン内山高志(ワタナベ)の再戦の勝者と対戦も見込まれるソーサは20勝15KO1敗4分。今年4月、米国でIBF王者ホセ・ペドラサ(プエルトリコ)に挑戦したスミス(24勝15KO2敗)は世界戦2連敗。Photos/SUMIO YAMADA