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12.31世界戦の小國以載、仮想グスマンとスパー開始

2016年11月21日 20時01分

 大みそかに京都でジョナタン・グスマン(ドミニカ共和国)の持つIBF世界S・バンタム級タイトルに挑戦する小國以載(角海老宝石)が21日、キューバ人パートナーのヨアンドリス・サリナスを招いてスパーリングを開始した。

小國(左)はサリナスからグスマン情報もゲット

 サリナス(31歳)はアマチュアで豊富なキャリアを積み、プロ入り後ここまで21勝14KO2敗2分。この中にはスコット・クイッグ(英)のWBA王座に挑んで引き分けた試合も含まれている。また現WBAレギュラーチャンピオンのネオマル・セルメーニョ(ベネズエラ)とは地域タイトルをかけて戦い、これも引き分けている。

 サリナスは昨夜遅く来日。時差ぼけが残っており、この日は軽めの6ラウンド・スパーとなった。それでもスパー中にもかかわらず 小國に積極的にアドバイスしていた。かつてドミニカで練習したこともあり、王者グスマンのこともいくらか知っているのだという。小國によると「左を多彩に使え。グスマンにはインサイドの攻撃も使えなど、いろいろと指示されました」という。

 続けて「グスマンは今までで一番速くて強いんでしょうね。サリナスよりもスピードとパワーがあることを想像して、練習していきます」。中米選手との手合わせが数少ない小國にとっては貴重な経験となる。大一番に備えて“仮想グスマン”を相手に腕を磨くつもりだ。

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