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2016年12月2日金曜日

八重樫はサマートレックとV2戦、12.30W世界戦確定

 有明コロシアムで12月30日にゴングとなる「ボクシングフェス2016」で2度目の防衛戦に臨むIBF世界L・フライ級チャンピオン八重樫東(大橋)の挑戦者がIBFミニマム級8位のサマートレック・ゴーキャットジム(タイ)に決定。大橋ジムが2日、横浜市内のジムで記者会見を開いて発表した。

 八重樫(24勝12KO5敗)は当初、11月26日開催された暫定王座決定戦で勝利したミラン・メリンド(フィリピン)と対戦する予定だったが、メリンドが鼻を負傷したため試合出場を辞退。これを受けて王者陣営がサマートレックを挑戦者に選んでIBFに打診したところ、IBFはメリンドの負傷を確認してサマートレック戦を承認。合わせて勝者は試合後90日以内にメリンドとの指名試合を行うよう通達した。

 慌ただしい挑戦者決定となったが、八重樫はこの間「自分にできることをやろうと思った」とベテランらしく慌てずに準備を進めた。前回5月の防衛戦前に負傷した左肩は、9月中旬ごろから痛みがとれ、現在は「ほぼほぼ大丈夫。14オンスで振り回しても問題ない」というところまで回復。負傷した肩関節周りの筋肉を大きくするトレーニングを行い、再発防止にも務めた。

 サマートレック(33勝11KO5敗)は2014年9月、WBC世界L・フライ級王者だった井上尚弥(大橋)に挑戦して11回TKO負け。このとき八重樫は直後の試合でローマン・ゴンサレス(ニカラグア)の挑戦を受けており、サマートレックの試合は生で見ていないという。

 大橋秀行会長は挑戦者について「尚弥の試合では完封されたが、ファイターで根性があって打たれ強い。八重樫とは激しい試合になると思う」と試合内容を予想。八重樫は「自分は出来、不出来の差があり、安定感がないと思われているので、安定感のあるパフォーマンスを見せたい」と王者の実力を見せつける意気込みだ。

 これで有明のボクシングフェスは、WBO世界S・フライ級王者の井上尚弥(大橋)が前WBA同級王者の河野公平(ワタナベ)を挑戦者に迎える防衛戦と、八重樫によるダブル世界タイトルマッチが確定。これにロンドン五輪メダリストコンビ、村田諒太(帝拳)と清水聡(大橋)らが絡む布陣となった。