April
19
Friday

ボクシングニュース | ボクシングビート編集部制作

share

19°C Clouds
Tokyo

Boxing News(ボクシングニュース)

Home > Match Information > パーカーvsルイス、自国初ヘビー級王者に意欲

パーカーvsルイス、自国初ヘビー級王者に意欲

2016年12月8日 15時37分

 今週土曜日10日、ニュージーランドのオークランドで開始ゴングを聞くWBO世界ヘビー級王座決定戦の記者会見が7日同地で行われ、ランキング1位ジョセフ・パーカー(ニュージーランド)、3位アンディ・ルイス(メキシコ)が意気込みを語った。

NZでヘビー級王座を争うパーカー(右)とルイス

 4日にニュージーランド入り。空港で同国伝統のマオリ族の手荒い歓迎を受けたルイス(29勝19KO無敗=27)はヘビー級にしては身長が低い(182センチ)ことを指摘されたが「すべてのスパーリングパートナー、これまで戦った多くの相手は私より大きく、背が高く、リーチも長かった。私はイン、アウトの出入りの動きとコンビネーションで勝負する」と気にしていない。逆にダウン経験なしのパーカーのアゴに疑問を投げかけた。

 対するパーカー(21勝18KO無敗=24)は「この試合はウエートをあまり落とさないように心がけている。強さを保てるよう調整している。これは生きるか死ぬかのファイト。ベルトが獲得できるなら死んでもいい覚悟でリングに上がる」と決意を明かした。

 ルイスをプロモートするトップランク社ボブ・アラム・プロモーターは「もしメキシカンのヘビー級チャンピオンが誕生すれば、アメリカとメキシコのファンにすごい影響を与える。アンディはスパニッシュとイングリッシュを完璧に話す。国境の両サイドに信じられない衝撃を及ぼすだろう」と期待を寄せる。アラム氏は夫人とヘッド・マッチメーカーのブルース・トランパー氏を伴い試合に駆けつける予定。

 どちらが勝っても国の初のヘビー級王者が誕生する設定。レフェリーは米ラスベガスのトニー・ウィークス。ジャッジはニュージーランド、豪州、メキシコ、アメリカ以外の国籍の人物が担当すると伝えられる。Photo/BoxingScene.com

Related article
関連記事