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IBF5位の近藤明広が快勝、1.30木村隼人vs高橋竜平

2016年12月12日 20時45分

  IBF世界S・ライト級5位、WBO同級9位につけるWBOアジアパシフィック同級王者の近藤明広(一力)が12日、後楽園ホールの「ファイティングビーvol.19」のメインでパランペッチ・シスパーサク(タイ)に3回1分29秒KO勝ちを収めた。

快勝の近藤は来年、WBOアジア王座の防衛戦を行う

◇62.0キロ8回戦
近藤明広(一力)[KO3回1分29秒]パランペッチ・シスパーサク(タイ)
 体格とパワーで勝る近藤は初回からジャブで圧力をかけ、時折効果的なボディブローを打ち込んだ。パランペッチは下がりながら右を狙うボクシング。これを冷静に対処した近藤は3回に右を効かせて左ボディ打ちでタイ人をキャンバスへ。立ち上がったパランペッチに連打を浴びせ、最後は右を決めてフィニッシュした。

 近藤は27勝14KO6敗1分。「来年は強い選手とバンバンやって、そこで生き残ったら上を目指したい」とファンにアピールした。来年は前日本王者の岡田博喜(角海老宝石)の挑戦を受ける準備もあるという。パランペッチは9勝4KO2敗。

初回KO勝ちを決めた中嶋、来年につなげた

◇54.5キロ8回戦
中嶋孝文(竹原慎二&畑山隆則)[KO1回2分20秒]ハントーン・ルックスワン(タイ)
 中嶋が初回から圧倒。ボディ打ちから顔面にカウンターを決めてダウンを奪うと、その後もパンチをまとめ、最後はレバーブローで10カウントを聞かせた。ジョナタン・バァト(カシミ)、坂晃典(仲里)に連敗していた中嶋は勝利で2016年を締めた。26勝11KO9敗1分。

判定勝ちの佐々木(左)は試合後、反省の弁が多かった

◇57.5キロ8回戦
佐々木洵樹(帝拳)[3-0(78-74、78-75×2)]玉川裕大(渡嘉敷)
 日本フェザー級15位の佐々木が玉川とのサウスポー対決。佐々木はジャブと出入りで試合をコントロールし、左を単発でヒットしてポイントを集めたが、そこから攻撃を広げることができなかった。玉川は7回に反撃に出て、最終回も前に出たが及ばず。 ◇56.5キロ8回戦 丸亀光(竹原慎二&畑山隆則)[KO2回1分16秒]ペプシ・ウォーシェンサップ(タイ)  アマで全日本選手権優勝経験のある丸亀はここ3試合で1分2敗。丸亀は初回にボディーを効かせ、2回に右でダウンを奪って試合を終わらせた。連敗脱出の丸亀は6勝4KO2敗1分。

◇53.0キロ8回戦
栗原慶太(一力)[TKO3回1分46秒]仁平宗忍(ワタナベ)
 体格で上回る栗原がワンツー、右アッパーでガードを固める仁平に迫った。仁平は右クロスで対抗したが、3回に栗原が右を打ち下ろして仁平がキャンバスに落下。仁平は2度目のダウンでも立ち上がったが、最後はタオルが投入された。5連勝の栗原は8勝7KO4敗。連続TKO負けの仁平は8勝1KO3敗2分。

木村(左)と高橋はフェイスオフで盛り上げた

 またセミの前には、1月30日後楽園ホールで行われる「第83回フレッシュボーイ」で日本S・フライ級5位の木村隼人(ワタナベ)と日本バンタム級14位の高橋竜平(横浜光)が対戦することが発表された。  10月の日本S・フライ級王座決定戦で中川健太(レイS)敗れた木村は「10月からモヤモヤが続いている。次はいい試合をしてモヤモヤを取りたい」。高橋は「ビッグネームの木村選手と試合ができて楽しみ。見ごたえのある試合をします」とアピール。

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