2016年12月18日日曜日

黒木優子がV5、前王者の安藤麻里は引退を表明

 18日福岡市の九電記念体育館で行われたWBC女子世界ミニ・フライ級タイトルマッチは、地元のチャンピオン、黒木優子(Yukoフィットネス)が前王者の安藤麻里(フュチュール)に3-0判定勝ち。2014年に王座を奪った安藤のリベンジを許さず、5度目のタイトル防衛に成功した。

 サウスポーの黒木は立ち上がりからタイミングよくジャブを決め左ストレートの狙い打ちもよく当てた。2回、5回にいずれも左でダウンを奪い楽勝ペース。しかし気持ちの強い安藤も粘り強くインファイトを挑み続ける。

 中盤以降は黒木も前半のようなリードも決まらなくなり、しばしば被弾して苦しい展開に。終盤はアゴを痛めるアクシデントもあり、辛くも逃げ切ったかたち。スコアは宮崎、古田(日本)、シン(韓国)の3ジャッジとも96-92で黒木の勝ちとしていた。

 黒木は17勝8KO4敗1分。敗れた安藤は試合後にリング上で引退を発表した。29歳の安藤は2011年9月、WBA世界L・ミニマム級王座を獲得。2度目の防衛戦で宮尾綾香(現ワタナベ)に敗れ、13年にWBCミニ・フライ級王座を獲得した2階級制覇を達成したが、初防衛戦で黒木に王座を奪われた。戦績は13勝6KO10敗。

 セミの8回戦では、日本バンタム級11位の坂本英生(フジタ)が元ランカーの川端遼太郎(真正)に3-0判定勝ちを飾った。

 坂本は前半ファイターの川端とシーソーゲームの接戦を展開したが、後半は長身から得意の右アッパーを再三ヒットさせ、試合の主導権を握る。7回には右カウンターを決めた直後に連打を浴びせ、最終回も終了ゴングまで川端の求めに応じて激しく打ち合った。スコアは79-73(2人)、78-75。

 一時期待されながら最近は2連敗中だった坂本は、これが21ヵ月ぶりとなる白星。戦績を17勝5KO3敗3分とした。対して再ランク入りを狙って結果が出なかった川端は11勝5KO3敗2分。