April
25
Thursday

ボクシングニュース | ボクシングビート編集部制作

share

17°C Clouds
Tokyo

Boxing News(ボクシングニュース)

Home > Match Information > 6年連続大トリの井岡一翔「レベルの違い見せる」

6年連続大トリの井岡一翔「レベルの違い見せる」

2016年12月24日 18時08分

 31日、京都市の島津アリーナ京都(京都府立体育館)で4度目の防衛戦を行うWBA世界フライ級王者、井岡一翔(27=井岡)が24日、大阪市内の所属ジムで練習を公開した。6年連続で国内ボクシングシーンの大トリを務める井岡は「会場は大阪から京都になるが、万全の準備でリングに上がり、KO決着したい」と気合十分だ。

スパーリングで好調ぶりをアピールした井岡

 挑戦者の同級暫定王者、スタンプ・キャットニワット(タイ)は15勝6KO無敗の18歳の新鋭。「スタンプは若くて勢いがありますが、まだまだ僕には勢いがあるし、レベルの違いをみせて、今年を締めくくりたい」の王者は余裕のコメント。

 6年連続の大みそかのゴング。「とくにプレッシャーはありません。自分が求めているもの、求められているものすべてを出して、最高のパフォーマンスとするだけで、KOで勝ちます」と語った。

 井岡は今年はこれが2戦目。「練習で技術の底上げができ、この試合に向けて進化していると思う」と打たせないで打つ井岡ボクシングの真髄を発揮する構えだ。

 すでに100ラウンド超えのスパーリングを積んでいるが、この日はパブロ・カリージョ(井岡弘樹)、同門の前日本S・フライ級王者、石田匠と3ラウンドずつラストスパーリング。なかでも石田とは最終ラウンドのラスト30秒間は左右ボディ、右ストレート、左フックと上下に連打して激しく打ち合い、絶好調に近づいていることを印象づけた。

 父の井岡一法・井岡ジム会長は「相手の研究はしている。勢いがあるので無謀な打ち合いは避けるが、打ち終わりに迎え撃つカウンターもしっかり練習してきた。油断しないで中盤から後半に見せ場をつくり、勝負を決めたい」と話した。

 井岡は「神ってる」の流行語を生んだ広島東洋カープの赤のシューズ、トランクス、ガウンで当日のリングに上がる予定だ。

 31日はダブル世界戦で、IBF世界S・バンタム級王者ジョナタン・グスマン(ドミニカ)に同級5位の小国以戴(角海老宝石)が世界初挑戦する。

Related article
関連記事