2017年1月7日土曜日

休養中の王者・高山勝成「5月には復帰するつもり」

  WBO世界ミニマム級チャンピオンの高山勝成(仲里)は現在、目の上の負傷が原因で戦線離脱中だ。これにともない、熊本県上天草市で2月26日に暫定王座決定戦が行われるが、キャリア40戦を誇る高山に焦りはなし。復帰に向けてじっくり仕上げていこうと構えている。

 昨年8月に加納陸(大成)との王座決定戦でWBOミニマム級王座を獲得した高山だが、目の上のカットを繰り返し、これが原因で防衛戦ができる状態ではなくなった。

 そうした経緯もあり、昨年9月からは2014年に入学した菊華高校(名古屋市)での生活に重点を置いている。3年続いた高校生活もこの春に終わる予定で、高山は留年せずに卒業できるよう、1月末の試験に向けて勉学にいそしむ日々。しっかり単位を取得し、2月28日の卒業式に出席するつもりだ。

 卒業式の2日前に行われる暫定王座決定戦、1位モイセス・カジェロス(メキシコ)と2位福原辰弥(本多フィットネス)の一戦は「スケジュールがあえばぜひ見に行きたい」。WBOからはこの試合の勝者と5月までに対戦するよう義務付けられており、高山は「どうなるかわからないけど、5月に試合をするつもりで準備する」と話した。

 かねてターゲットに入れているL・フライ級は、年が明けてWBAの田口良一(ワタナベ)、IBFの八重樫東(大橋)、WBOの田中恒成(畑中)と日本人王者が4団体のうち3団体を占める事態となった。彼らとの対戦も期待される高山は「まずは暫定王者に勝ってから」としっかり手順を踏むつもりだ。