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向井寛史が香港遠征、WBO1位レックス・ツォと対戦

2017年1月22日 18時51分

 WBOアジアパシフィックS・フライ級王者の向井寛史(六島)が3月11日、香港のCEセンターでWBO世界S・フライ級1位レックス・ツォ(香港)と対戦することが決まった。香港のホテルで22日記者会見が開かれ、両選手が出場して発表された。

互いのベルトをかけて戦うツォと向井(右)

 六島ジムによると、試合は向井の持つアジアパシフィック王座と、ツォの持つWBO同級インターナショナル王座、WBCアジア王座の3つのタイトルがかけられる。

 向井(13勝3KO4敗3分)はこれまでに世界王座に2度、OPBFと日本王座にそれぞれ1度挑戦したが叶わず、昨年11月にWBOアジアパシフィック王座を獲得した。今回の試合に向けて「日本と東洋を取っていないので、世界1位のツォに勝って、指名挑戦者として日本で世界タイトル戦に出られるように勝つ。自信は100%、自信がなかったら敵地に来ない」と力強く決意表明した。

 六島ジムの枝川孝会長は「世界王者は名城信男で作れた。次は世界で活躍できる日本人ボクサーを作りたい。香港のスーパースターのレックス・ツォに勝ったら、(世界戦の)オファーが来るかもしれない。とにかく勝って世界進出の第一歩にしてほしいね」とコメントした。

 ツォ(20勝12KO無敗)はWBO1位でチャンピオン井上尚弥(大橋)の指名挑戦者となるが、今回は井上への挑戦を避け、向井との対戦を選んだ。過去2人の日本人選手と対戦しており、直近は昨年10月に前川龍斗(白井・具志堅S)に10回判定勝ち。WBO以外にもWBA10位、WBC12位、IBF7位と4団体すべてでランク入りしており、向井にとっては大きなチャンスだ。=写真提供:六島ジム=

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