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2017年2月9日木曜日

麻生興一が日本SL級新王者、松山和樹を8回TKO

  日本S・ライト級王座決定戦が9日、後楽園ホールの「ダイヤモンドグローブ」のセミで行われ、同級1位の麻生興一(三迫)が同2位の松山和樹(FLARE山上)に8回1分35秒TKO勝ち。新チャンピオンに輝いた。決定戦は岡田博喜(角海老宝石)の王座返上によるもの。

 タイトル初挑戦の松山はジャブを盛んに使い、足を使いながら距離を取るボクシング。これが3度目のタイトルマッチとなる麻生は言わずと知れたファイターだ。試合は序盤から麻生のプレスが効き、2回には右フックで松山の動きを止めるなど、右をうまく使って優勢に立つ。松山も右アッパーやボディブローを何度が決めたが、プレスをかける麻生が前半を50-46、49-46×2でリードした。

 大量リードを許した松山は後半、接近戦で勝負をかける。松山がいいボディブローを決める場面もあったが、麻生の右とボディも当たり、麻生がより相手にダメージを与えていく。7回は松山が気を吐いたが、8回に麻生が右を打ち下ろすと、松山がグラリ。ラッシュしたところで主審が割って入り、同時にタオルも投入された。

 岡田に2度敗れながら、3度目の挑戦でタイトルを手にした麻生は21勝14KO7敗1分。4度ジムを移籍した男は「流れ者なのに3度もチャンスをもらえてうれしい。ベルトを巻いているのが信じられない」と感激していた。松山は13勝7KO8敗1分。

◇バンタム級8回戦
鈴木悠介(三迫)[KO2回2分42秒]児玉堅(竹原&畑山)
 日本S・フライ級6位のサウスポー鈴木は連敗中、移籍初戦とあって慎重な立ち上がりながら、初回から左をヒットさせる。鈴木は2回に右フックで児玉の左目上部を切り裂くと、終盤に右フック、左ストレートを決めて児玉をキャンバス送りに。カウント中にタオルが投入された。およそ2年ぶりの勝利となった鈴木は7勝5KO3敗。左にまったく対応できなかった児玉は8勝3KO3敗1分。

◇ミニマム級6回戦
田中教仁(三迫)[KO3回1分20秒]高橋悠斗(K&W)
 元世界ランカーで日本王者だった八重樫東(大橋)に挑戦経験のある田中が5年3か月ぶりの復帰戦。よく動き手数の多い高橋が2回に右フックでダウンを奪って先制。劣勢に立った田中だったが、3回に右でダウンを奪い返して10カウントを聞かせた。移籍初戦で勝利の田中は15勝8KO5敗。眼窩底骨折の疑いがある高橋は6勝4KO3敗。担架で退場した。