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湯場忠志Jrが東京合宿、2.28デビュー戦

2017年2月11日 23時19分

  2月28日に後楽園ホールで行われる「DANGAN176」でプロデビュー戦を迎える日本タイトル5階級制覇の湯場忠志さんの長男、湯場海樹(都城レオS)が東京でスパーリング合宿中。8日に上京してからワタナベジム、ヨネクラジムと周り、最終日の11日は角海老宝石ジムを訪れた。

2.28デビュー戦の湯場海樹(左)と父忠志さん

 この日は昨年12月にデビューし、2回TKO勝ちした星大翔と4ラウンドの手合わせ。アマの実績は昨年のインターハイで準優勝した湯場が上回るが、空手、キックの経験があり、高校で22戦している星とのスパーリングは拮抗し、B級デビューを控える湯場、今年のS・ライト級新人王を目指す星の両者にとって実りあるものになったのではないか。

 高校時代の1ラウンド2分から3分になることで、無駄に動き過ぎず、プレッシャーをかけていくプロ仕様にスタイルを変更中だが、すらりとした長身(178センチ)で構える姿が父親を彷彿させる。湯場はデビュー戦に向けて、「父が父なので、期待は感じる。プレッシャーはあるけど、自分のボクシングをして、しっかり圧倒して勝ちたい」と意気込みを語った。

「嬉しい反面、不安もいっぱいです」と苦笑いした忠志さんだが「自分の経験があるので、それをしっかり伝えれば、日本は獲れる。でも、狙っているのは世界」ときっぱり。湯場も「目標は父が果たせなかった世界を自分が獲ること」と力強かった。

 現在、宮崎・日章学園高校3年でデビュー戦後に卒業式を控える。卒業後は進学せず、ボクシングで勝負すると決めた。今後も後楽園ホールを主戦場に、今年はプロのリングに慣れるために経験を積み、来年にランカー挑戦、3年目に日本タイトルアタックというのが2人の描く青写真。ペットマハーラート・イミネントエアー(タイ)との62.0キロ契約6回戦から親子の挑戦が始まる。

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