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熊本32年ぶりの世界戦調印式 福原-カジェロス戦

2017年2月25日 8時17分

「(震災被害の)熊本に明るいニュースを届けたい、勝って皆さんと一緒に喜びたい」(福原)「体調は万全。自分も戦士、KOで勝ちます。相手の国で勝ってチャンピオンになる」(カジェロス)

決戦が間近となったカジェロス(左)と福原

 26日熊本県上天草市の松島総合運動公園アロマで行われるWBO世界ミニマム級暫定王座決定戦の調印式・記者会見が24日市内のホテルで催され、対戦する同級2位福原辰弥(本田フィットネス)と同1位モイセス・カジェロス(メキシコ)がそれぞれ必勝の決意を語った。

 熊本で世界タイトル戦が行われるのは渡辺二郎-パヤオ・プーンタラット戦(1984年11月)以来32年ぶり、福原が勝てば県内のジムから初のチャンピオン誕生となる。しかも熊本は昨年未曾有の大地震に見舞われ大きな被害を出したばかり。県を上げて復興に取り組む今、これを勇気づけるヒーローの誕生を見たい。「熊本出身の福原選手にぜひ勝ってもらいたい」と同席の堀江隆臣・天草市長も挨拶の中で力をこめた。

 なおこの試合は正規王者の高山勝成(仲里)が長期休養中のため「暫定王座決定戦」として認められたもので、「勝者は180日以内に高山と統一戦を行わなくてはならない」と、立会人のレオン・パノンシヨ氏が言明している。

 両選手ともこれが初の世界戦。戦績は福原(27歳)が18勝7KO4敗1分、カジェロス(27歳)が25勝14KO6敗1分。

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