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湯場海樹がKOデビュー、日本5階級制覇王者の長男

2017年2月28日 21時25分

 28日後楽園ホールのDANGANでプロ・デビュー戦に臨んだ湯場海樹(都城レオS)は、62キロ契約6回戦でタイのペットマハーラート・イミネントエアーに3回2分12秒TKO勝ち。日本5階級制覇王者の父・忠志さんがリングサイドで見守る中、幸先よくプロ初戦を飾った。

湯場は「世界を目指す」とリング上からアピール

 父に似た長身サウスポーの湯場は「緊張して昨夜は寝られなかった」という。ペットマハーラートのスイングに対し慎重に試合を進めたが、2回に左ストレート、右のショートフックでダウンをマークすると俄然強気に打って出た。これも父譲りのシャープな左右のパンチでこの回にもう一度、続く3回に2度のダウンを追加してフィニッシュ。

 勝利の瞬間は笑顔を見せて喜んだ湯場は宮崎・日章学園高校3年生。昨夏 のインターハイで準優勝の実績を持ち、プロでも活躍を期待されている。

「重圧のおかげで追い込んだ練習ができました。これは次の試合にも生かせると思います」と意欲的。「日本もまだ獲っていませんが、最終的に世界を獲って、お父さんが果たせなかった夢を達成したいです」と大きな野望も口にした。

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