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山中慎介「結果にこだわる」あす両国国技館でV12戦

2017年3月1日 14時57分

  WBC世界バンタム級タイトルマッチの計量が1日、都内のホテルグランドパレスで行われ、王者の山中慎介(帝拳)が53.4キロ、挑戦者6位のカルロス・カールソン(メキシコ)が53.0キロでリミットの53.5キロをクリアした。試合はあす2日、両国国技館でゴングとなる。

神の左炸裂を予告した山中(右)と挑戦者カールソン

 調整が「本当にうまくいった」という山中は「心から試合が楽しみ」と明るい表情。挑戦者のカールソンについて問われると「メキシカン特有の陽気さがたまにイラっときますけど」と報道陣を笑わせる余裕もあった。

 今回の防衛に成功すれば具志堅用高のV13に次ぐ、国内単独2位となる12度目の防衛に成功するが、チャンピオンはいつも通り「記録は意識していない」とサラリ。とはいえ「結果にはこだわる。インパクトのある内容でKO決着したい」と完璧な内容によるV12達成を約束した。

昨年4月以来の再戦となった尾川(右)と杉田

 セミに登場する日本S・フェザー級王者の尾川堅一(帝拳)は58.8キロ、指名挑戦者の杉田聖(奈良)は58.7キロで計量に合格した。

 両者は昨年4月に対戦して、尾川が9回KO勝ち。今回が4度目の防衛戦となる世界ランカーの尾川は「言葉は悪いけど、相手は逃げると思うので、自分がどうつかまえるか。この試合に勝って、世界戦に進みたい」と“日本卒業”を宣言した。

 一方の杉田は前回敗れたものの、ジャブをよくヒットさせてチャンピオンに迫った。今回の試合に向けては「(ジャブをあてた)そのあとが大事だと思う」とつなぎのパンチを磨いてきた様子。「同じ相手に2度負けられない。(王者有利の予想を)覆したい」とリベンジを誓った。

岩佐(右)は世界前哨戦、完勝を目指す

 このほかに、元2階級制覇王者ブライアン・ビロリア(米)がルーベン・モントーヤ(メキシコ)と114ポンド契約8回戦、IBF・S・バンタム級3位の岩佐亮佑(セレス)がグレン・メデュラ(フィリピン)と124ポンド契約8回戦を行う。イベントは17時開始。メインは20時すぎにゴングの予定。

“ハワイアンパンチ”ビロリア(右)の試合も見ものだ

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