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サーマン2-1判定で王座統一、ガルシアの反撃かわす

2017年3月5日 14時46分

  ニューヨークのバークレイズ・センターで4日(日本時間5日)行われたウェルター級統一タイトルマッチは、WBA“スーパー”王者キース・サーマン(米)がWBC王者ダニー・ガルシア(米)に12ラウンド2-1判定勝利を収めた。

ガルシアとの接戦を制したサーマン(左)

 初回、左で先制したガルシアにサーマンの右が襲撃。ガルシアが一瞬よろめく。ガルシアも2回、右を返して反撃。しかしサーマンはサイドへ動きながらノーモーションの右を決めるなど優勢。5回、上下に打ち分けて挽回したガルシアだがペースを奪い返すまでに至らない。中盤、サーマンの弱点といわれるボディを攻めるガルシアに、WBA王者はヒット&アウェーで断続的にパンチをコネクトする。

 終盤に入ると、サーマンはサイドへの動きを増やし右アッパーなどを巧打。11回あたりからリードを意識したようにフットワークを駆使したアウトボクシングで対処。WBC王者のパンチで左のホオが赤くなったが、ペースは落ちない。最終回、懸命にチャージしたガルシアにサーマンも返して終了ゴング。

 公式スコアは割れ、116-112、115-113(サーマン)、115-113(ガルシア)でサーマンが勝利者とアナウンスされた。WBA正規王者に昇格後、4度目の防衛のサーマンは28勝22KO無敗1無効試合。初黒星のガルシアは33勝19KO1敗。

 同じリングで行われたWBC・S・ウェルター級挑戦者決定戦は、21歳のホープ、エリクソン・ルービン(米)が4回1分25秒、左一撃でホルへ・コタ(メキシコ)を倒しTKO勝ちを飾った。Photo/SUMIO YAMADA

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