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向井寛史が無念のKO負け、香港でツォに及ばず

2017年3月12日 2時03分

 WBO・S・フライ級1位のレックス・ツォ(香港)とWBO同級14位の向井寛史(六島)が11日、 香港コンベンションセンターで対戦し、地元のツォが8回37秒KO勝ち。ツォはWBAインターナショナル、WBCアジア王座を防衛するとともに、向井の保持していたWBOアジアパシフィック王座を獲得した。

向井(右)はダウンを喫しながらツォと激しく打ち合った

 試合は初回、偶然のバッティングで向井が左目上部をカットする滑りだし。2回にツォが左で向井からダウンを奪い、ここがチャンスとばかりに攻め立てた。

 ダウン後、向井は踏ん張って打撃戦に応じ、ツォと激しくパンチを交換した。しかし、なかなかペースをつかめず、6回にツォの右フックを浴び、向井がこの日2度目のダウンを喫した。

 試合は消耗戦の様相を呈する中、8回にツォが強烈なボディブローを決めると、何とか踏ん張ってきた向井がキャンバスに崩れ落ちて悶絶。主審のストップと、コーナーからのタオル投入がほぼ同じタイミングだった。ツォは21勝13KO無敗。向井は13勝3KO4敗3分。

海外経験豊富な渡邉(左)は香港でも勝利

 アンダーカードでは、日本フェザー級6位の渡邉卓也(青木)はプーム・クンマット(タイ)と対戦。80-72×2、79-73のスコアで判定勝ち。ストロング小林佑樹(六島)はOPBFバンタム級1位のレイ・ミグリノ(フィリピン)に1回23秒KO負け。右一発で沈んだ。Photos/SUMIO YAMADA

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