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2017年3月12日日曜日

藤岡奈穂子あす4階級制覇挑戦、WBA女子フライ級

  WBA女子フライ級王座決定戦の計量が12日、日本ボクシングコミッションで行われ、同級1位のイサベル・ミジャン(メキシコ)が50.4キロ、4階級制覇を目指す同2位の藤岡奈穂子(竹原&畑山)が50.3キロで、ともにリミット50.8キロをクリアした。試合は後楽園ホールであす13日にゴングとなる。

 藤岡は6年前の3月12日、世界初挑戦が組まれていたが、前日に東日本大震災が発生して試合は中止に。宮城県古川市出身の藤岡は11日、震災発生時間である午後2時46分に黙とうをささげたことを明らかにした上で「またこの時期に試合があるということは、あのときみたいに初心にかえって世界挑戦しろということだと思う」と4階級制覇に向けた新たな心境を口にした。

 対戦相手のミジャンは身長が藤岡より9センチ高い167センチ。「ボクサータイプではあるけど打ち合いにも応じる。打ち合いは好きだ」と強気の姿勢をアピール。26歳でボクシングを始める前は野球で投手をしていたそうで、ソフトボールでショートを務めていた藤岡とは共通点もある。

 WBCストロー級、WBA・S・フライ級、WBOバンタム級で王座を獲得している藤岡だが、フライ級は14年にドイツでWBA、昨年10月にメキシコでWBC王座を取り損ねているだけに、今回は絶対に落とせない一番となる。41歳の女王は「4階級制覇はゴールではなく、5階級が目標」と今回の一戦を通過点だと強調した。

 セミではIBF・S・ライト級3位、WBO同級8位の近藤明広(一力)が元世界ランカー、パトンサック・パトンポートン(タイ)と15年7月以来となる再戦。今回は保持するWBAアジアパシフィック同級王座はかけられない。

 近藤は「OPBF王者との統一戦をやりたい気持ちはある」と今後の目標を掲げながら「S・ライト級は岡田(博喜)、小原(佳太)だけじゃない。(明日の試合で)自分もいるということを印象付けたい」と意気込んだ。

 前回の近藤戦で負傷による4回TKO負けを喫したパトンサックは「前回の試合は初回にカットしてしまい、それが試合に影響した。今回は自信がある」とリベンジを宣言した。