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三浦隆司がベルチェルト挑戦「必ずモノにする」

2017年3月27日 13時16分

 WBC世界S・フェザー級元チャンピオンで同級1位の三浦隆司(帝拳)が6月に海外で同級チャンピオンのミゲル・ベルチェルト(メキシコ)に挑むことが決定的になった。26日都内のWOWOWでリナレス戦のゲスト解説を務めた三浦は「必ずモノにしたい」と早くも意気込んでいる。

王座返り咲きのチャンスが到来した三浦

 三浦はさる1月米カリフォルニア州インディオで同級指名挑戦者決定戦に出場し、ミゲール・ローマン(メキシコ)を最終回TKO。同じリングで行われた同級王座戦でフランシスコ・バルガス(メキシコ)を下したベルチェルトへの指名挑戦者に名乗りをあげた。

 インディオではローマン戦の激闘直後ということもあり、ベルチェルトの試合をじっくり見てはいない。帰国後に映像をチェックした三浦 は「ストレート系の選手でワンツー・スリーとパンチが伸びてきます。相手の距離にいたらやられると思うから、懐に入って崩していきたい」とシミュレートしている。

「自分のほうがやりやすい展開になるのではないかと想像しています。モロさもあると思うし、つけ入る隙はあると思う」と三浦。ベルチェルト戦は海外4戦目となるが、試合に備えての調整も慣れてきている様子。「ローマン戦ではしっかりと仕上げて結果が出た。前回のような調整をしたい」と王座復帰に向けて自信を示した。

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