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V12王者の山中慎介が練習再開、素手でバッグ打ち

2017年3月30日 18時09分

 WBC世界バンタム級チャンピオンの山中慎介(帝拳)が30日、今月2日のV12戦を終えて以降、初めてとなるジムワークを都内のジムで行った。

山中が太った姿を見たことがない、この日もスリム

 山中は2日の試合で挑戦者カルロス・カールソン(メキシコ)を7回TKOで下して日本歴代2位となる12度目の防衛に成功。5度のダウンを奪う完勝だったが、「あまりいい出来ではなかったので、試合の映像はあまり見ていない」とのこと。試合後は、地元の滋賀、妻の実家がある沖縄 などでリラックスした日々を過ごしたという。

 次戦は昭和のヒーロー、具志堅用高と並ぶ13度目の防衛をかけた試合になるが「まったく決まってない。でも、けがもなく、スムーズに練習に入れるのは大きい」と大記録を意識する様子はなし。この日はバンデージを巻かず、素手でサンドバッグを殴って拳の感触を確かめ、1時間ほどの練習で切り上げた。

 今週末4月1日は同僚の元世界王者、五十嵐俊幸が“世界前哨戦”を行う後楽園ホール、2日は後輩の堀池雄大が出場する静岡県のふじさんめっせで応援をする予定だ。

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