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高橋竜也が3回TKO勝ち、ランカー対決は松下に軍配

2017年3月31日 20時34分

 日本バンタム級4位の高橋竜也(ヤマグチ土浦)が31日、後楽園ホールの「ダイナミックヤングファイト」のメインに登場。54.5キロ契約8回戦でルンペット・サイトーンジム(タイ)に3回47秒TKO勝ちした。

日本タイトルを必ず獲るとアピールした高橋

 高橋は初回からジャブで圧力をかけ、2回にピッチを上げると、ボディ攻撃でルンペットをキャンバスへ。さらにこの回、左フックで2度のダウンを奪った。ルンペットは3度ダウンしながら元気そうに動いたが、高橋はさらにピッチを上げて4回にもう一つダウンを追加、主審が試合を止めた。

 高橋は13年12月、当時の日本王者、益田健太郎(新日本木村)に敗れ、以降は10戦負けなし(2分)。戦績を26勝19KO6敗5分とした。次回は7月3日、後楽園ホールの同興行に出場予定。ルンペットは7勝3KO6敗。

松下(右)は終盤へばりながら勝利をもぎ取った

◇S・フェザー級8回戦
スパイシー松下(セレス)[2-1(77-76×2、75-78)]粕谷雄一郎(石川ジム立川)
 日本ライト級8位の松下と日本S・フェザー級9位の粕谷の一戦。前に出る粕谷に対し、松下はリーチ差を生かして右ストレートを単発ながら決め、足も使って粕谷の接近を阻んだ。終盤は粕谷に攻め込まれるシーンもあったが何とか逃げ切った。松下は昨年12月、中国でWBAインターナショナル王座に挑戦して敗れて以来の再起戦に勝利して17勝2KO9敗1分。いまひとつ足の重かった2014年全日本新人王の粕谷はプロ初黒星で9勝1KO1敗1分。

◇ライト級6回戦
石井龍輝(船橋ドラゴン)[TKO1回2分5秒]サーイファー・サイトージム(タイ)

◇S・バンタム級6回戦
若林駿(K&W)[3-0(58-56×3)]上野太一(石川ジム立川)

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