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英国で世界初挑戦の村中優「ガンガン圧力かける」

2017年4月6日 20時17分

 英国バーミンガムのバークレイカード・アリーナで5月13日、WBA世界S・フライ級王者カリド・ヤファイ(英)に挑む同級10位の村中優(フラッシュ赤羽)が6日、都内のジムで記者会見し、世界初挑戦の意気込みを語った。

英国でWBA王座に挑戦する村中(左)と川島会長

 村中は2013年に日本王座を獲得。世界ランキング入りをはたし、同王座を2度防衛した。しかし、3度目の防衛戦で計量に失敗して王座をはく奪され、次の試合でも体重超過の失敗を繰り返し、半年間のサスペンド処分を受けた。苦労を乗り越え、31歳ようやくビッグチャンスを手にした村中は 「チャンピオンは強いけど、気持ちでは絶対に負けない」と決意表明した。

 ヤファイ(21勝14KO無敗)は昨年12月にルイス・コンセプシオン(パナマ)から王座を獲得。日本の河野公平(ワタナベ)からコンセプシオン、ヤファイと渡ったWBAベルトを取り戻すのが村中(25勝8KO2敗1分)のミッションとなる。

 今後は世界王者の井上尚弥(大橋)や田口良一(ワタナベ)、世界挑戦を控えるWBCフライ級1位の比嘉大吾(白井・具志堅S)らとスパーリングをして実力を磨く予定。村中は「(ヤファイは)パンチは強くないのでガンガン圧力をかけていきたい」と敵地での王座奪取に闘志を燃やした。

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