8日（日本時間9日）、英国で挙行されるWBO世界ライト級タイトルマッチの記者会見が6日（日本時間7日）行われ、王者テリー・フラナガン（英）、挑戦者2位ペトロ・ペトロフ（ロシア）が意気込みを語った。試合はマンチェスターのマンチェスター・アリーナで予定される。

　今回が5度目の防衛戦となるフラナガン（27）は15年7月、ホセ・セペダ（メキシコ＝米）に王座決定戦で2回終了TKO勝ちで王座獲得。最新の防衛戦ではオルランド・クルス（プエルトリコ）に8回TKO勝ちを収めている。プロモーターはフランク・ウォーレン。ペトロフを退けると、1位フェリックス・ベルデホ（プエルトリコ）との指名試合が予定される。

　対するペトロフ（34）はスペイン・マドリード在住のロシア人。14年、米国で開催された「ボクシノ・トーナメント」のライト級で優勝。これまで38勝19KO4敗2分の戦績を持ち、ガマリエル・ディアス、マルビン・キンテロのメキシカンに勝利を飾っている。同トーナメントを主催したバンナー・プロモーションズにプロモートされる。

　フラナガン（32勝13KO無敗）の公開練習には前ヘビー級統一王者タイソン・フューリー（英）が登場し、前景気をあおった。試合当日も王者のサポーターに混じってフラナガンを応援するもようだ。Photo/BoxingScene.com