2017年4月10日月曜日

内藤律樹が復帰戦勝利、中川とのランカー対決制す

 前日本S・フェザー級王者で現同級4位の内藤律樹(E&Jカシアス)が10日、後楽園ホールの「DANGAN179」で日本同級8位の中川祐輔(市野)とライト級8回戦を行い、3-0判定勝ちを収めた。内藤は昨年12月、日本S・フェザー級王者の尾川堅一(帝拳)との再戦に敗れて以来の試合に勝利した。スコアは79-73×3だった。

 初回は中川が見せ場を作った。右を決めて内藤をロープ際に押し込み、ボディブローの連打で激しく迫る。内藤は防戦一方のシーンを作ってしまった。

 内藤は2回も中川の右を被弾したが、徐々に立て直し、左ストレートを上下に打ち分けてペースをつかんでいった。5、6回はかなりの量を中川に打ち込み、試合はワンサイドの様相。内藤は圧力を強めてKOを狙ったが、中川は失速するかに見えるたびに気迫で打ち返して勝負をあきらめない。結局フルラウンドの決着となった。

 内藤は16勝5KO2敗。今後はライト級でキャリアを進める意向。元日本王者の金子大樹(横浜光)、アクセル住吉(関門JAPAN)とランカー対決に惜しくも連敗していた中川はこれで3連敗。10勝6KO7敗1分となった。 

◇S・バンタム級8回戦
勅使河原弘晶(輪島功一S)[TKO2回46秒]ジュニー・サロガオル(比)
 昨年10月、実績のある赤穂亮(横浜光=現日本バンタム級王者)と対戦し、惜敗しながらも株を上げた日本バンタム級12位の勅使河原が初回からパワー全開。鋭いジャブから右につなげ、初回終了間際に右を効かせてラッシュ。OPBF・S・バンタム級15位のサロガオルはカウンターを狙うが、勅使河原の勢いを止められない。2回に勅使河原がラッシュしてストップ。リング上から赤穂への挑戦をアピールした勅使河原は13勝7KO2敗2分。サロガオルは13勝11KO10敗4分。

◇S・フライ級8回戦
木村隼人(ワタナベ)[TKO5回12秒]トンクラー・イサーントラクター(タイ)
 日本S・フライ級3位の木村は昨年10月、中川健太(レイS)との日本王座決定戦に敗れてからの再起戦。木村はひと回り小さいトンクラーに対し、初回から左右のボディを決めていった。早期決着もあると思われたが、トンクラーはコンビネーションを繰り出すなど奮起し、木村のいいようにはさせない。それでも木村は4回に攻勢を強めてボディ攻撃でトンクラーを追い詰めると、5回に右アッパーから左ボディブローでタイ人を仕留めた。再起成功の木村は26勝17KO9敗。トンクラーは7勝3KO2敗。

◇フェザー級8回戦
河野洋祐(新日本木村)[TKO5回2分49秒]山口卓也(JB SPORTS)
 ともにワンツー、左ボディを主体としたボクシングで出だしは互角。2回から河野の右が徐々に決まりだした。迎えた5回、手数の少なかった山口が攻勢に出たところで、河野の右カウンターがドンピシャで決まり、山口がキャンバスにグシャリ。主審が即ストップした。河野は11勝5KO6敗2分。山口は10勝8KO11敗。

◇フェザー級6回戦
渡部哲也(青木)[3-0(58-57、58-56、59-55)]坂井祥吾(久米川木内)
 駒沢大出身の渡部がB級デビュー戦。渡部は長いリーチを生かしてジャブとフットワークを使ってアウトボクシングを機能。2回からはボディブローを再三ヒットした。しかし後半は坂井の反撃を許し、ボディブローと右ストレートを被弾。坂井のスタミナ切れにも助けられて逃げ切った。坂井は4勝2KO5敗2分。

◇フェザー級6回戦
中川公弘(ヨネクラ)[2-1(58-56、58-57、56-58)]中川兼玄(三迫)