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2017年4月13日木曜日

4.23世界戦の大森将平、旧南京都高3人目の王者へ

 23日、エディオンアリーナ大阪でWBO世界バンタム級王者、マーロン・タパレス(25=フィリピン)に挑戦する同級6位の大森将平(24=ウォズ)が13日、京都市西京区のウォズジムで練習を公開した。

「疲れがピーク」と言いながらも、タパレスを想定したサウスポーのフィリピンS・フライ級ランカーと2ラウンド激しく打ち合った。成長をみせたのは右のガードと、左のボディストレート。南京都高校(現京都廣学館高校)の2年先輩のWBA世界S・バンタム級王者、久保隼(27=真正)には先を越されたが、京都のジムから初の世界王者誕生目指して順調な調整ぶりだ。

 昨年の大みそかに組まれたIBF世界戦がチャンピオンの負傷により、キャンセルされたが、タパレスへの挑戦が決まり、大森のタイトルへの意欲は充実一途。タパレスには一昨年12月、初回に不用意に受けた左一発でダメージを受けて、立ち直れず2回TKO負けした。

「自信が過信になり、相手の研究不足でした。タパレスのああいう軌道のパンチを想定していなかった。今度はディフエンスを磨いてきたし、タパレスに勝つことだけに集中、ベルトはおまけの気持ちです」。

 スパーリングではパートナーがいきなり振り下ろしてくる左パンチは右にガードを高く上げてブロック。相手の打ち終わりにボディー攻撃から顔面へのショート連打をみせ、攻撃にスピードが一層増した印象。ワタナベジムで内山高志、田口良一らの世界王者をキャリア初期に指導した韓国人トレーナー、洪東植さんのコーチで伝授されたボディブローでタパレスのスタミナを削り、必殺の左ストレートを打ち抜く構えだ。

 新王者の久保にはお祝いのラインを送った。「初めての世界戦は試合以外にいろいろあるが、集中してがんばれ」とアドバイスを受けたという。大森が戴冠すれば、南京都高校出身の世界王者は山中慎介(帝拳)、久保に続いて3人目。

 5月20日には南京都出身の村田諒太(帝拳)もタイトルマッチを控えている。「僕が勝って、村田先輩にプレッシャーをかけたいな」と大森は笑顔で話した。大森は18勝13KO1敗。タパレスは29勝12KO2敗。

 23日はダブル世界戦でWBA世界フライ級王者、井岡一翔(井岡)が同級2位、ノクノイ・シットプラサート(タイ)と5度目の防衛戦を戦う。