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ユーリ阿久井政悟10連勝、タイ選手を31秒でKO

2017年4月17日 14時13分

 岡山のホープがタイ選手を秒殺─16日午後、総社市のサントピア岡山総社で行われたメインのフライ級8回戦で、日本L・フライ級7位のユーリ阿久井政悟(倉敷守安)は、タイのスターポール・トーシリトゥーム(タイ)を初回31秒でKOし、デビュー以来不敗の10連勝6KO(1分)をマークした。

阿久井は5月の日本ユース王座決定戦準決勝に出場

 阿久井が得意の左フックをわき腹に打ち込むと、タイのノーランカーはドッとキャンバスに崩れ落ち、そのまま主審が10カウントを数え終わっても立てなかった。タイ選手が試合で立っていたのはわずかに21秒だった。その間ほとんど手が出ず、阿久井が放ったブローも数発。その最後の1発がフィニッシュブローになった。

「早く終わっちゃって申し訳ないです」と試合後阿久井は謝っていたが、最後のボディー・ショットは 最近の練習でレベルアップしてきた得意の一撃。「(相手を)へし折るつもりで打った」という手応えのあるパンチだった。前戦で大野兼資(帝拳)を倒した試合と比べるとややワイルドな攻めだったが、「元々あんな感じです」と本人は気にしていない。

 阿久井は日本ユース初代王座決定トーナメントのフライ級にエントリーしており、次は5月16日後楽園ホールで大保龍斗(横浜さくら)と対戦が予定されている。無傷で終えられ、守安会長も一安心だったようだ。

 この日は他に8回戦が2試合あり、フライ級の村井貴裕(グリーンツダ)は藤本耕太(江見)と接戦を制し2-1判定勝ち、荒木哲(斉藤)はペットガオラット・ガオラーンレックジム(タイ)を2回51秒KOに沈めた。

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