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2017年5月1日月曜日

西田光が日本ミドル級王座統一、胡朋宏との激戦制す

 日本ミドル級王座統一戦が1日、後楽園ホールの「ホープフルファイトvol.25」で行われ、王者の西田光(川崎新田)が暫定王者の胡朋宏(横浜光)に3-0判定勝ち。初防衛に成功した。スコアは96-94、97-94、97-93。

 3年9か月ぶりの王座返り咲きを狙う胡は初回、ジャブを突いて距離をキープ。2回に試合は動きはじめた。胡はパワーパンチを打ち込み、西田はシャープなパンチをコツコツとヒット。競った内容ながら、3、4回と西田の左ボディブローで、胡の動きが止まって会場が沸いた。

 胡は5回に攻勢に出たが、西田はこれを正面から受け止め、一歩も引かずに対抗。5回終了時の採点は48-47×2、49-46で西田がリードした。

 胡は左目下を腫らしながら、6回も前に出た。左右の強打を振り下ろし、西田もジャブ、ボディブローを打ち込んだ。胡はラウンドの最初は攻勢なのだが、西田はこれをしのぎ、ジャブで何度も胡の頭を跳ね上げる。双方ともダメージを蓄積しながら、クリーンヒット数で西田が上回って試合は進む。

西田はジャブが有効だった

 西田は8回に連打で胡を攻め立てる場面を作り、9回にも左フックを決めてチャンスメイクした。胡は顔面の腫れがひどい。胡は最終回、ゴングと同時に仕掛け、ラスト20秒は激しく打ち合ってゴングとなった。

 けがで初防衛戦を流すなど、戴冠から1年をへて初防衛成功の西田は16勝7KO8敗1分。リング上から「淵上選手もう一度どうでしょうか」と自らのけがで試合を流した淵上誠との対戦をアピールした。キャリア初の判定決着となった胡は17勝17KO5敗。

プロデビューのベトナム人グエンはドロー

 セミでは、川崎新田ジムが招へいしたベトナム人ボクサー、グエン・ゴック・ハイがプロデビュー戦。ウェルター級4回戦で為田真生(REBOOT)と引き分けた。スコアは39-37で為田、2インが38-38だった。

古橋が再起戦でKO勝ち

◇S・バンタム級8回戦
古橋岳也(川崎新田)[KO3回1分50秒]本田正二郎(TEAM10COUNT)
 日本S・バンタム級11位の古橋は昨年10月、日本王者だった石本康隆(帝拳)に挑戦して敗れて以来のリング。開始20秒で右ストレートを決め、いきなりダウンを奪った。しかし本田は立ち上がって反撃。旺盛な手数で古橋に迫ったが、2回に接近戦で左フックを浴びて2度目のダウン。古橋は3回、ジャブから左ボディブローで本田を沈め、10カウントとなった。古橋は19勝9KO8敗1分。4連続KO負けの本田は6勝4KO9敗。

◇ミドル級6回戦
成田永生(八王子中屋)[3-0(59-55、59-54、60-53)]あぐーマサル(吉祥寺鉄拳8)
 2016年全日本ミドル級新人王で現6位のあぐーに対し、2014年全日本同級新人王の成田は右ストレート、左ボディを打ち込み、手数で上回ってポイントをピックアップ。動きの重いあぐーは5回に右を決めてチャンスを作ったが、6回に成田が右でダウンを奪って勝利を決定づけた。 ミスブローも多かったが積極性が功を奏した成田は12勝6KO5敗。あぐーは6勝2KO2敗1分。

◇57.5キロ8回戦
日野僚(川崎新田)[TKO6回54秒]坂本尚志(青木)
 長身サウスポーの日野が初回、右フックで坂本からダウンを奪った。その後も日野がジャブ、右フックでリードを広げる。坂本は距離を詰められず、コンスタントに被弾してダメージを蓄積。6回に日野が左を決めたところでストップ。4連続KO勝ちの日野は10勝6KO1敗1分。弁護士ボクサーの坂本は7勝2KO8敗。