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小澤瑶生は惜敗、WBO女子LF級王座獲得ならず

2017年5月14日 22時22分

 WBO女子世界L・フライ級王座決定10回戦が14日。京都市の京都放送KBSホールで行われ、前OPBF女子同級王者の小澤瑶生(フュチュール)は元WBO女子世界ミニマム級王者ホン・ソヨン(韓)に1-2判定負け。惜しくもタイトル獲得はならなかった。スコアはジャッジ2人が96-94でホン。もう一人が96-94で小澤だった。

判定の瞬間、大喜びのホン(右)とガックリの小澤

 すべり出しはサウスポーのホンが主導権を握った。右ジャブから踏み込んで左ストレートを再三ヒット。小澤は左右のステップワークがなく、真っ直ぐ下がってパンチを受けてしまった。

 5回の後半、小澤の左右フックがヒット、ホンが鼻血を出したところから小澤が巻き返しに転じた。ワンツーで攻めて、ポイントを挽回した。しかし、パンチをヒットしたあと、頭が下がり、上から抑え込まれて、連打に結びつけることはできなかった。

小澤(右)は後半必死に追い上げたが届かず

 前半はホン、後半は小澤が支配した戦いだったが、必死の追い上げも実らず、ホンがミニマム級に続いて2階級制覇を達成した。小澤は立ち上がりに受けに回ったのが響いた。

 世界初挑戦に失敗した小澤は12勝4KO4敗。「前半硬くて、余計なパンチをもらってしまった。後半は倒すしかないと攻めたのだが。声援も聞こえていたし、残念です。また、出直します」と語った。戦績を15勝7KO1敗1分としたホンは「オーソドックス相手の練習通り戦えた。ひとつ遅らせたパンチがうまく決まった」と喜んでいた。

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