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村田諒太が平常心キープ、あす世界戦ゴング!

2017年5月19日 15時09分

 あす20日有明コロシアムでゴングとなるWBA世界ミドル級王座決定戦の計量が19日、九段下のホテルグランドパレスで行われ、同級1位のアッサン・エンダム(仏=カメルーン)と2位の村田諒太(帝拳)はともに72.3キロでリミットの72.5キロをクリアした。

体格では村田(右)がエンダム(左)を上回った

 計量、そしてエンダムとのフェイスオフを終えた村田は、すっぽんのスープ、トマトとチキンのスープを飲んでリカバリー。報道陣の前に立つと「ほっとしてます。最低限やらなくてはいけないことですから」と第一関門突破に笑みを見せた。

 プロでのキャリアはエンダムが大きく上回り、世界タイトル獲得は簡単なミッションではない。しかし村田は「エンダムがちゃんと作ってきてくれてうれしい。明日はいい試合になると思う」とライバルの仕上がりに感謝した。

 緊張や気負いはまったく感じられず、「自分はビビりで、試合になったら開き直るタイプだけど、いまからこんなに落ち着いていていいのかな?」と本人も驚くほどだ。

ブックメーカーのオッズは村田優勢

 マネジャーの「そろそろよろしいでしょうか」との声を笑顔で遮り「まだ大丈夫ですよ」と気丈に報道陣の取材に対応した村田。明日の試合が楽しみで仕方がないといった様子で、竹原慎二以来、22年ぶり2人目のミドル級世界王者誕生に期待を持たせた。

 英国の大手ブックメーカー、ベット365がつけたオッズは、村田の勝利が5/11(1.45倍)、エンダムの勝利が17/10(2.70倍)で村田の優位と出ている。

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