2017年5月19日金曜日

江畑佳代子6度目で悲願達成、WBO女子MF級新王者

 女子イベント「DANGAN-LADIES vol.5」が19日、後楽園ホールで行われ、メインのWBO女子ミニ・フライ級王座決定10回戦は、41歳のベテラン江畑佳代子(ワタナベ)が26歳の塙英理加(UNITED)に3-0判定勝ち。6度目の世界挑戦で悲願のチャンピオンに輝いた。スコアは97-93×2、98-92。

 江畑が本領を発揮した。スタートからしっかり距離をキープし、頭を動かしながら距離を詰めようとする塙をコントロール。打っては離れるボクシングを機能させた。塙は2回にパンチで右目尻をカット。序盤戦はテクニックで1枚上の江畑がリードした。

後半は塙が反撃するも江畑は崩れず

 劣勢の塙は5回からピッチを上げ、左フックを江畑に叩き込むなど反撃開始。塙の圧力が増して試合は白熱したが、江畑は7回、打ち終わりに右ストレートをクリーンヒットするなど、前に出る塙にパンチを浴びせて有効打で上回る。

 それでもあきらめない塙は最終回、力を振り絞って前に出て、激しい打撃戦に観客が沸く中、終了のゴング。両者がすべてを出し切った好ファイトだった。

 判定を聞いて感極まった江畑は「何度もやめようと思ったけど、あきらめずにやってきてよかった。ボクシングを始めて21年、長年の夢がかなった」と最後は満面の笑み。月曜日から勤め先の広告代理店に出勤するという新チャンピオンは「名刺の裏に世界チャンピオンと入れたい」とささやかな夢も口にした。江畑は10勝6KO8敗。初黒星の塙は7勝2KO1敗。

箕輪はノンタイトル戦で圧勝

 セミではOPBFフライ級王者のチャオズ箕輪(ワタナベ)がL・フライ級8回戦で、ソーンサワン・サラカーンジム(タイ)に2回1分45秒TKO勝ちした。箕輪は初回から右を合わせ、2回に右で2度倒して、最後は貫禄のストップ勝ち。デビューから4連勝(3KO)をマークした。

 現役女子高生ボクサーとして売り出し中の小村楓香(グリーンツダ)はミニ・フライ級4回戦で武藤美希子(角海老宝石)に40-36×3のフルマーク判定勝ち。こちらもデビューから4連勝(2KO)。