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辰吉寿以輝が7.9復帰戦、試合後に妻が出産予定

2017年5月22日 22時13分

 デビュー以来6連勝(4KO)でA級ボクサーに昇格した辰吉寿以輝(20=大阪帝拳)が22日、大阪市内の所属ジムで会見、7月9日に大阪・エルシアターでメインイベント、S・バンタム級8回戦を行うことを発表した。吉井寛・大阪帝拳会長によると、対戦相手はアジアの国内ランカー。また、辰吉は昨年12月24日に婚姻届を提出、7月19日に女児が出産予定であることを明らかにした。

7月にパパになる辰吉。復帰戦は「ボコボコにします」

 辰吉は昨年2月、香川県で自動車免許を取得。そのとき「一目ぼれです」(辰吉)と同じ教室で学んだ同県在住の妻優さん(19)と知り合い、交際を始めた。結婚後の今年2月に8回戦が組まれていたが、1月の練習中に左手人さし指を中指の付け根の腱を断裂、全治6週間と診断され、試合は中止に。今回が昨年10月の後楽園ホール以来の9カ月ぶりの試合となる。

昨年12月に結婚、女児出産予定日は7月19日

 この日は病院の育児教室に出席して会見に駆けつけた辰吉は「今まで以上に頑張ります。とりあえず(相手を)ボコボコにしたい」と新婚初戦の意気込みを口にした。

 父の元WBC世界バンタム級王者、丈一郎さん(47)には初孫誕生となるが、辰吉は「父からは何も言われていない。余り感情を出さない人なので」と語ったが、父はボクサーの夢を継ぐ次男の公私にわたる成長を期待しているのは間違いない。

 辰吉はけがの後遺症はなく、この日もサンドバッグやミット打ちの練習に汗を流した。吉井会長は「やっと試合ができるようになった。試合後の様子を見て、11月にも試合を組んでいきたい」と話した。

元高校選抜王者の堤本がデビュー戦

 7月9日のアンダーカードには元高校選抜ライト級王者で近大を1年で中退して今年プロ入りした堤本銀次郎(19)のデビュー6回戦も組まれている。

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