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IBFが採点ミス認める、バーネット勝利のB級戦

2017年6月13日 14時27分

 英ベルファストのオデッセイ・アリーナで10日行われたIBF世界バンタム級タイトルマッチの採点問題で、IBFは「バーネットのユナニマス・デジションとすべきをスプリット・デジションにした」とし、集計に誤りがあったことを認める声明を発表した。

 試合は挑戦者ライアン・バーネット(英)が王者リー・ハスキンス(英)から2度のダウンを奪って判定勝ち。ジャッジ2者が119-107でバーネットの勝利とつけたが、もう一人のクラーク・サンマルティノ(米)は118-108でハスキンスの勝利と採点。英国のボクシング管理委員会をはじめ、大きな批判の声が挙がっていた。

 これを受けてIBFは集計の間違いを認め「このレベルのスポーツではあってはならないミス」とミスを全面的に認めた。3人のジャッジ・ペーパーを集めてまとめるときに写し間違えた模様だ。IBFはサンマルティノを「信頼できるジャッジ」と強調して彼の名誉回復を訴えるとともに、再初防止を約束した。

 声明では言及されていないが、これにより10日の試合の正式スコアは119-107×2、118-110でバーネットの勝利に変更される見通し。

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