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井上岳志が初防衛戦に意欲、8.10ダイヤモンドG

2017年6月16日 21時52分

 8月10日後楽園ホールの「ダイヤモンドグローブ」で初防衛戦に臨む日本S・ウェルター級新チャンピオンの井上岳志(ワールドS)。トップアマチュアからプロ転向し、11戦無敗(10勝5KO1分)で初タイトルに到達した井上は「まずは防衛を」と、1位挑戦者長濱陸(白井・具志堅S)迎撃に備えている。

初防衛戦は「スピードで翻弄したい」

 井上は駿台学園、法政大学でアマチュアを経験後、2014年にプロ入り。当初から「28歳までに日本王者になる」ことを心に誓っており、さる4月の決定戦で斉藤幸伸丸(輪島功一S)を7回TKOで破り、最初の目標を見事かなえた。高校時代の同期・岡田博喜(角海老宝石)に追いつけ、追い越せの気持ちもそれなりに強かったそうだ。

高校時代の同期・岡田博喜に追いつけ、追い越せ

 ベルトを巻いてからは食事に誘われる機会も増え、徐々にチャンピオンの立場を実感している様子。「しっかりしなきゃな、と思いを強くしています」という井上に驕ったところはうかがえない。  相手の長濱は元全日本ミドル級新人王。3連続KO中で勢いを持って井上のタイトルに初挑戦する。受けて立つチャンピオンは「長濱選手は、絶対負けるわけがないという気持ちでしょう。パワーにも自信がありそうですが、スピードは自分のほうがあると思います。スピードで翻ろうしていくボクシングをしたいですね」と語っている。

ウェルター級にも落とせる

 また井上はOPBF東洋太平洋ランキングではウェルター級1位にランクされているが、本人によると「ウェルター級にも落とせる」とのこと。上のステージを目ざすためにも、なおさら日本タイトルの初防衛をしっかり と勝利で飾る決意だ。

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