April
25
Thursday

ボクシングニュース | ボクシングビート編集部制作

share

18°C Clouds
Tokyo

Boxing News(ボクシングニュース)

Home > Match Information > ランカー高野誠三が余裕のTKO勝ち、和歌山の興行

ランカー高野誠三が余裕のTKO勝ち、和歌山の興行

2017年6月18日 22時38分

 クラトキジム主催の「第23回紀の国KOボクシング」は18日、和歌山市の和歌山ビッグウェーブで開かれ、メインの54キロ8回戦は、日本バンタム級8位の高野誠三(27=真正)が谷口拓也(28=ダッシュ東保)に2回2分22秒TKO勝ち、ランカーの貫禄を示した。高野は19勝12KO8敗1分、谷口は6勝1KO11敗2分。

 高野は立ち上がり、ボディに的を絞り、力強いパンチを集めた。谷口はジャブで距離を取りたいが、高野の圧力に後退を余儀なくされた。2回に前進を図る高野に、谷口もワンツーで反撃を試みるも、ボディから上に切り替えた高野の右ストレートがジャストミート。谷口はなんとか立ち上がったが、赤コーナーに詰められて乱打を浴び、主審が試合を止めると同時に、谷口陣営からタオルが投入された。

高野の先輩、長谷川穂積も観戦

 ゲストで元同門の3階級世界王者、長谷川穂積さんが来ていただけに、高野は「ランカーとして恥ずかしい試合はできなかった。一戦一戦勝っていき、タイトルを狙いたい」とリング上で胸を張った。

元近大主将、城後響が復帰

 アンダーカードのS・バンタム級4回戦で、元近大ボクシング部主将で、昨年の西日本新人王、城後響(23=井岡)が半年ぶりに復帰。岩脇勇美(27=クラトキ)のスイッチを交える荒々しいボクシングに連打が出ず、4回にはローブローで1点減点されたが、要所のヒットで判定勝ちした。城後は5勝3KO1敗。

◇54キロ8回戦
高野誠三(真正)[TKO2回2分22秒]谷口拓也(ダッシュ東保)

◇54キロ8回戦
菊地永太(真正)[2-1(78-76、76-78、77-76]藤岡拓哉(VADY)

◇53.2キロ6回戦
脇田洸一(クラトキ)[引き分け1-1(58-56、56-59、58-58)]梁裕(尼崎亀谷)

Related article
関連記事