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2013年7月28日日曜日

荒川、驚異的粘り見せるも大差判定負け

 WBC世界ライト級暫定王座決定戦が27日(日本時間28日)、米テキサス州・サンアントニオのAT&Tセンターで行われ、同級1位の荒川仁人(八王子中屋)は同3位のオマール・フェゲロア(米)に0-3(108-118×2、107-119)の判定で敗れた。

フィゲロアの強烈なアッパーを浴びる荒川(左)

 スタートは予想通りフィゲロアが飛ばした。長いリーチを生かしてムチのようなボディブロー、アッパーで容赦なく荒川に襲いかかる。左フックを浴びた荒川は早くも足元があやしい。2回、フィゲロアの右フックが荒川の頭をかすめると、荒川の腰が砕け、フィゲロアが畳み掛けたところで荒川がダウン。このピンチを何とかしのいだ荒川だが、KO負けは時間の問題と思われた。

 しかし荒川はここから驚異的な粘りを見せた。フィゲロアをロープに押し込み、コツコツとボディブローやショートパンチを打ち込んで後半の逆転劇に夢をつなごうとした。フィゲロアは荒川に押し込まれながら、強烈なボディーブローや左右のフックを爆発させるというパターン。荒川はダメージを蓄積させながらも踏みとどまり続けた。

 6回には右フックでグラつき、ロープにもたれてカウントを数えられた。ここもどうにかしのいだ荒川は、再び接近戦に活路を見出すが、ダメージの大きさは明らか。左目を大きく腫らし、レフェリーのストップも心配される中、11回にはフィゲロアに連打を浴びせて意地を見せる。試合は判定までもつれたものの、ポイントは大きく開いた。なお、2回に偶然のバッティングでフィゲロアが出血したため荒川に減点1が科せられた。フィゲロアは22勝17KO無敗。荒川は24勝16KO3敗1分。

 試合の模様は29日午後9時からWOWOWエキサイトマッチで放送される。Photo/SHOWTIME