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2017年7月3日月曜日

パッキャオ王座陥落で波紋、判定&進退に議論百出

  豪州ブリズベンで、6階級制覇王者マニー・パッキャオ(比)が無名の指名挑戦者ジェフ・ホーン(豪)に敗れたニュースが、世界のボクシングメディアを騒がせている。試合は2日、サンコープ・スタジアムに5万1000人の観衆を集めて行われ、パッキャオが0-3判定負けを喫した。

 まずは判定に関して。試合の模様をアメリカに中継したESPNの解説者テディ・アトラス氏は117-111でパッキャオの勝ちだと主張。同局はホームページ上で、パッキャオのパンチ的中率が32%で、ホーンが15%だったというデータを示しながら、「パッキャオが勝っていた」という著名スポーツ選手のコメントを列挙した。

ESPNは117-111でパッキャオ支持

 一方、パッキャオの試合をプロモートしてきたトップランク社のボブ・アラム氏は「いくつかの拮抗したラウンドはあったが、結果は議論を呼ぶものではない」とジャッジは正当なものだったと認識。日本でWOWOWのゲスト解説を務めた村田諒太(帝拳)も小差でホーンの勝利を支持した。

 また、ジャッジの正当性を別にして、パッキャオの衰えを指摘する声も少なくない。パッキャオと2度拳を交え、現地でテレビ解説を務めたティモシー・ブラッドリーは、パッキャオの勝利を支持しつつも「年齢(38歳)を感じさせる動きだった」と証言した。

ローチ氏「マニーとじっくり話し合う」

 パッキャオのトレーナー、フレディ・ローチ氏は「マニーとはたっぷり話し合わなければいけない」と語り、進退を含めてじっくり話し合う必要性を強調。パッキャオは試合後、現役続行の意思を示したが、年齢に加え上院議員との兼ね合いもあり、難しい判断を迫られそうだ。Photo/SUMIO YAMADA