2017年7月3日月曜日

久保隼9.3京都でV1戦、山中竜也は初世界戦に意欲

  真正ジムは3日、WBA世界S・バンタム級王者、久保隼(27=真正)が指名挑戦者の同級2位、ダニエル・ローマン(27=米国)と9月3日、島津アリーナ京都で初防衛戦行うと発表した。また、8月27日、熊本県芦北町の町民総合センターでWBO世界ミニマム級王者、福原辰也(28=本田フィットネス)に挑戦する同級1位、山中竜也(22=真正)が世界初挑戦の意気込みを語った。

 4月に11回TKOでネオマール・セルメニョ(ベネズエラ)を破り、初挑戦で世界王座に就いた久保は「初防衛戦が決まりましたが、いつも通り走り込みからスタートして、体力、技術の底上げを図るだけです」と気負いは見せなかった。10日からこれまでの試合前と同様に淡路島で走り込み合宿、今回は後輩の小坂駿を帯同する。

京都出身の久保は凱旋試合

 久保は京都市生まれで、南京都(現京都廣学館)高校ボクシング部主将を務め、京都出身者で初の世界王者になった。地元での凱旋試合となるが、「ぼくとかかわったみなさんに見に来ていただけると思うが、いつも通りの変わらないボクシングをするだけ」と闘志は内に秘めたまま。挑戦者ローマンについては「これからじっくり対策を練っていきたい」と話した。

 17戦目で世界初挑戦のチャンスをつかんだ山中は大阪府堺市出身。6人きょうだいの長男で、中学2年で長谷川穂積にあこがれて、真正ジムに入門。次男大貴も真正ジムでプロ選手、妹菫も相生学院高校ボクシング部員。堺の実家を離れ、3人でジム近くに住んでいる。

山中は熊本で打倒福原目指す

「今から思えばここまで早かった。一戦一戦、世界戦のつもりで戦ってきたし、しっかり集中して絶対に勝ちます」と気迫にあふれた話しぶり。王者の福原については「僕のキャリアの倍近くあり、気持ちも強いチャンピオンですが、世界王者になるのが目標なので、気持ちで負けない試合をするだけ」ときっぱり。会見の後、小坂駿の弟烈を連れ、兵庫・神鍋高原へ4泊5日の走り込み合宿に出発した。